お送りいただいたインコネは2本、RCA1本とXLR1本だ。我が家は、現在RCAは使用していないので、XLRのみの比較試聴ということとなる。ケーブルは軽くて柔らかく、見た目の高級感にはやや劣るが、米国価格は$1200である。ま、こんなもんかな。我が家の現行ケーブルとの比較となるのだが、我が家の現行は、
CDP - PreAMP :Stealth Indra
PreAMP - PW AMP:NBS Omega 0
である。とりあえず、Indraと比較してみるが、ちとFusion Interlockerは分が悪そうだ。なぜって、価格が違いすぎる。価格で先入観を持ってしまうのは、オーディオ初級者の悲しいところだな。でもやっぱり価格が違いすぎるのだ。
現行で聴いてから、Indraを交換する。
CDP - PreAMP :Fusion Interlocker
PreAMP - PW AMP:NBS Omega 0
となる。
まず「綾戸智絵 / LIVE!」1曲目「Only You」。
一聴して音数が少ないのが分かる。解像度が足りないせいで、観客の喧騒がダンゴになる。また、4/7のブログ記事「自作電源ケーブル試聴の続き」と同じく、上下に広がっていた観客席が、目の高さに押し込められる。レンジが高域低域とも狭くなった現れであろう。ピアノの音が濃く聴こえるが、これは中域の厚いカマボコ型のせいか。
次に「LaShell Griffin / Free」7曲目「Rise」。
ウィンドチャイムとハイハットはしっかりと聴き取れるが、やはりヌケがない。ボーカルは肉感的になるが、ややピントがあまくなる。低域のベースは締りがなく、ちょっとブヨブヨである。
これは、前回の電源ケーブルのエントリーモデルFusion Predatorと同じような音であるなぁ。このインコネも、価格なりと言えるかもしれない。
お送りいただいた方は、まだエージングが足りていないせいではないか、とのこと。そうかも知れない。時間がたてば、もう少しヌケも締まりも改善するかもしれない。でも、今回の比較対象は、Indraである。タメを張るほどの音がするならば、数倍の値付けをしてもいいだろう。そうしていないのは、やはり多少は劣っていると考えてもいいのだろうな。
まぁ、先のFusionの電源ケーブルの音と値付けを考えれば、このインコネInterlockerも、コストパフォーマンスは抜群なのだろうと想像できる。
いずれにしても、こんな個人の好みに基づいた感想しか言えない私に、試聴の機会を与えてくださった方に、感謝。ありがとうございます。


