ハイエンドショウでは、ヘッドホンにて試聴させていただいた結果、パイプオルガンの曲の高域がずいぶんスッキリハッキリ聴こえるようになった気がした。説明員のおにーちゃんの「ノイズが減ったんだと思います!」との明快なセールストークに、おーっし、いっちょ自宅で聴いてやろーじゃん!との買い言葉、いや実際の購入という行為で答えた私であった。
ひょっとして、オレはまんまと釣られたんだろーか。まーいい、たかだか1,600円だ。気にすることはない。
チェックCDは、いつもの「LaShell Griffin / Free」7曲目「Rise」と「綾戸智絵 / LIVE!」1曲目「Only You」。
さてさて、解像度が犠牲になるのか、それとも低域が痩せるのか。アクセサリーはオカルトである。良いほうの変化ばかりではなく、それとバーターで犠牲になる変化にも気をつけないと。
最初は「綾戸智絵 / LIVE!」。まず、そのままのCDで聴いた後、Remaster-Ringのパッチを貼る。
おっ!客席のざわつきが、左右に広がり、かつ手前まで迫ってくる。食器の音、歓声、拍手が浮かび上がる。ホールが左右に広く、手前にも、奥にも広くなり、その中いっぱいに観客が浮かんでいる。3次元の立体的な定位が素晴らしく、まるで私が今座っているソファーも客席の一部となったかのようだ。レンジは犠牲にならず、解像度もそのままだ。
ピアノが始まる。以前は天井いっぱいに響いたピアノが、センター近くに重心を置き、広がりが少ない。これはどうしたことか。綾戸のボーカルを聴いて分かった。ピアノと綾戸の音像が、目の前に浮かんだ。我が家のプラズマTVとその後ろの壁が消え去り、奥のほうまで広がったホールの真ん中に、ピアノと綾戸が浮かんでいるのである。今までは、立体的な音の定位は感じられたのだが、綾戸の背後の空間は感じられなかった。それが今は分かるのである。綾戸の後ろにもホールが広がっているのである。
やっべ!欠点が見つからないのだ。少なくとも、このオカルトアクセサリーは、私の好みの方向にのみ変化するのだ。
そしたらこれはどーだ。「LaShell Griffin / Free」7曲目「Rise」である。
まずは、素のままのCD。なんだか綾戸のCDに比べると、ずいぶん平面的だ。fo.Qのパッチは、このCDにも効いてくれるのか、ちょっと不安になった。
パッチを貼った。おーっ!ウィンドチャイムが浮いている。続くボーカルは、広いスタジオの中心に浮かび、その周辺に楽器が配置される。今まで聴いていた音が、やはり3次元の立体的に定位する。久しぶりにこの曲の魅力に感動を覚える。
そしたら、この曲はどうなのか。同じCDの11曲目「Better Days」。バックボーカルを聴く。
バックボーカルが前方に出る。どう表現したらいいんだろう。今までは、音のニジミがバックボーカルの熱さであり、解像度はそれとは反対の方向のものだと思っていた。ところがこの変化は、解像度が上がり、かつバックボーカルが前に出る。
そのときだ、バックボーカルの複数の顔がちょっとだけ見分けられる気がしたのである。ハハーン、こりゃ我が家のシステムの限界が見えたってことかな。きっとCDPをセパレートにしたりすると、顔が見分けられたりするんだろうナ。
さてさて、このRemaster-RingはどのCDに貼ろうか。J-POPやHip Hopには無意味だろーなー、って「Misia / Love & Ballads」には貼りたいけど。
例によってオーディオマニアに耐性のない方や、アクセサリーを使い慣れていない方は、話し十分の一くらいに。もっとも間違って買ってしまっても、たった1,600円だけど。
fo.Q DS-25 Remaster-Ring
台紙に結構しっかり貼り付いているので、はがすときに変形しそうになる。また、CDの中心から微妙にズレて貼り付いてしまったりするので、精神的にちょっと「イ"ー!」ってなってしまう。
オカルトグッズなんだから、神経質になってはいけない。信じるものが、救われるのだ。オアトガヨロシイヨーデ・・・


