レビュータイトル:ラックスマンのフラッグシップ純A級動作プリメインアンプ
レビュー製品:L-590AII
製品カテゴリ:オーディオ

L-590AII

● 色付けのない透明な音色を誇るA級動作高級プリメイン
× 弦楽器の再生では高音に不満を覚えることも?!

ラックスマン久々の純A級動作のプリメインアンプであるL-590Aが予想外のヒットで使用部品が確保できなくなり、新たにマーク〓として登場したのがこのモデル。10年以上もA級アンプから遠ざかっていた同社であるが、アキュフェーズのE-530やE-550のヒットに刺激されライバル機として殴り込みをかけてきたのでした。
 アキュフェーズのA級プリメインアンプが中低域に厚みを持たせ、音楽を美しく奏でるモデルであるのとは対照的に、オーディオ的に透明感、S/N感の高い路線で攻めてきている。そういう意味において従来のA級アンプのイメージとは大分異なる音である。聴く音楽によってはかなりシャープな音に響く印象を持つ。どこまでも透き通って聴こえる音は気持ちの良いものであるが、逆に言えば線の細い音になっているとも言える。弦楽器、特にパイオリンの音などは高音部がきんきんとした音が出てしまい、私的印象としては少し耳障りな音に感じてしまう。