レビュータイトル:四半世紀に及ぶロングランレポート
レビュー製品:101MM
製品カテゴリ:オーディオ

101MM

● プロ仕様に準じる高耐入力と耐久性、コーン紙が破れるまで働きましょう。
× 人の声などは得意ですが、人工的な音の再現は苦手です。

82年10月に販売開始となったBOSE101シリーズです。 所有のSer.No.はG03268ですが、最初期のモデルだと思われます。 当初メーカーが5年保証を付けていました。 その自信が見事に証明されたわけですが、四半世紀を超えての使用に何の問題も無く答えています。立派です。
初期モデルはグリルに布ではなくウレタンスポンジを採用していましたので、このグリルだけは3年も経たないうちにボロボロになりました。
肝心のユニットやエッジにはウレタンが使用されていなかったため、現在に至るまで音質面での変調はありません。 この時期の他社モデルの多くはウレタンエッジを採用していましたので、コーン紙が落ちてしまう事が珍しくありません。 数度の設置場所変更や大掃除の為、センターコーンや紙製エッジには痛みが見られますが、私の耳では音質に変化は感じる事は出来ません。
もとより音質は鷹揚なものです。 得意ジャンルはアナウンスやボーカル、チェロやドラムなど。 自然な音質はTVニュースを聞いた時に再確認できます。 大型SPの場合、却って不自然なアナウンスになってしまう経験をお持ちの方は居られませんか?
不得意ジャンルは人工的に立ち上がりを強調した音楽です。 R&Bやソウルなら大丈夫なのですが、80年代フュージョンなどは駄目です。